日・ベトナム経済連携協定に基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者第8陣の入国

Blog

  • HOME
  • ブログ
  • Blog
  • 日・ベトナム経済連携協定に基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者第8陣の入国

いまだ、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る上陸拒否等については継続中であり、ビジネストラック・レジデンストラックの運用も本年1月以降、停止中の状況が続いておりますが、外務省から下記報道発表がありましたね。

日・ベトナム経済連携協定に基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者第8陣の入国

9月10日ベトナム経済連携協定に基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者第8陣95名が訪日、9月11日にも108名が訪日しました。計203名の入国(看護師候補者37名、介護福祉士候補者166名)となります。ベトナムからの看護師・介護福祉士候補者等の受入れについては、看護・介護分野の労働力不足への対応ではなく、あくまで二国間の経済活動の連携の強化の観点から、経済連携協定(EPA)に基づき、公的な枠組みで特例的に行うものです。ベトナム人看護師・介護福祉士候補者の活躍を通じ、日・ベトナム間の経済連携及び相互理解が深まり、両国関係の発展に資することが期待されます。

ベトナム人看護師・介護福祉士候補者

  1. 候補者は、訪日前に12か月間の日本語研修を修了し、日本語能力試験のN3を取得しているか、又は自主的にN2以上を取得しており、日本国内の受入れ病院・介護施設とのマッチングを経て雇用契約を締結しています。
  2. 候補者は、入国後、約2か月の日本語等研修を受講した後、国家試験の合格を目指し、令和3年11月中旬から全国の受入れ病院・介護施設で就労・研修を開始します(看護師候補者は最大3年間、介護福祉士候補者は最大4年間滞在)。

 

8月4日には、日本介護福祉士養成施設協会が、介護福祉士を目指す外国人留学生の入国制限を早期に緩和するよう求める要望書を出入国在留管理庁長官に提出されています。

介養協が入管庁に留学生の入国緩和を要望 将来の介護現場を懸念

介護福祉士を目指す外国人留学生は、近い将来、日本の介護現場で中核的な役割を担うであろう人材です。この方たちが日本への留学をあきらめてしまうと、現在だけでなく将来の日本の介護現場に大きく影響が出る可能性があります。また、介護分野における即戦力であり、かつ将来、介護福祉士受験を目指すであろう「1号特定技能外国人」も含めて、エッセンシャルワーカー候補外国人の入国をなんとかできないものでしょうか・・・。

 

関連記事一覧